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当社ライセンス先Oxford Cannabinoid Technologies社による カンナビノイド受容体CB2作動薬AAT-730の臨床第一相試験実施に関する承諾のお知らせ

2023/05/19

当社のライセンス先であり、カンナビノイド受容体CB2作動薬AAT-730を開発するOxford Cannabinoid Technologies Holdings社(本社:英国London;CEO:Clarissa Sowemimo-Coker;以下OCT社)は、英国におけるAAT-730(OCT社開発コード:OCT461201)の臨床第一相試験開始について、英国医薬品庁(Medicines & Healthcare products Regulatory Agency, MHRA)及び倫理審査委員会(Research Ethics Committee, REC)からその承諾を得ましたのでお知らせいたします。本試験はAAT-730がヒトに初めて投与される試験で、2023年第3四半期中には本試験が終了する見込みです。

 

詳細はOCT社のプレスリリースをご参照下さい。

 

 

https://tools.eurolandir.com/tools/Pressreleases/GetPressRelease/?ID=4296706&lang=en-GB&companycode=uk-octp&v=

 

OCT社について:

OCT社は、カンナビノイド関連医薬品に特化した研究開発を主体とするOxford大学発の創薬ベンチャーであり、痛み、がん、炎症性疾患並びに神経疾患等の治療薬の創出を目指した事業会社です。2019年9月に当社から日本を除く全世界のAAT-730に対する実施権の許諾を受けて医薬品としての上市を目指して研究開発を進めています。同社は2021年5月にロンドン証券取引所に上場しています。

 

AAT-730(OCT461201)について:

カンナビノイド受容体の一つであるCB2受容体は、近年、基礎研究において目覚ましい進展があり、神経因性疼痛、がん性疼痛、アルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病等に関与していることが解明されつつあり、これら疾患治療薬のターゲットとして注目されています。カンナビノイド受容体にはCB1とCB2の2つが知られており、それぞれ異なった臓器や組織において特徴的な薬理作用を持ちます。これまでに数多くのCB2受容体作動薬が複数の製薬会社で創製されてきましたが、CB1受容体を介する中枢性の副作用を分離し、忍容性を担保する特性をもった医薬品の開発には未だ至っていません。当社は、優れた選択性を有し、CB2に基づく薬理作用を持つ薬剤としてAAT-730を開発候補化合物として見出し研究開発を進めています。OCT社は,化学療法誘発性末梢神経障害(Chemotherapy Induced Peripheral Neuropathy, CIPN)を主な適応症(Primary Indication)としてAAT-730の臨床開発を進めることを計画しています。

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