社長からのご挨拶
新薬の開発で世界中の人々に笑顔を届ける
19世紀にはアセチルサリチル酸発見に端を発した世界最初の合成医薬品が誕生、第二次世界大戦中にはペニシリンの大量製造が成功するなど、新たに開発された薬が病気に苦しむ人々に提供され患者の命を救いました。そして戦後には医学、薬学、生物学、化学などの飛躍的な進歩に伴い治療効果の高い新薬が開発され、人類は今までにない健康と長寿を手に入れることができました。
このように、多くの病気に対して有効な治療薬が開発されてきましたが、がん、認知症、自己免疫疾患など、既存の薬では未だ十分な治療効果が得られず、より優れた効果を持つ薬が求められている病気が数多くあることも事実です。近年、抗体医薬に代表される画期的な新薬が出現していますが、これらは非常に高価であることから、薬に起因する命の格差を招く原因とも言えるものであり、私たちは新たな課題に直面しています。
AskAtは、こうした現状を念頭に置き、新しいコンセプトに基づく画期的な新薬の創製を主眼において研究開発に取り組み、より多くの人がその利益を享受できるよう配慮しつつ新薬の開発を進めてまいります。
病気で苦しんでいる人々に、一刻も早く新薬を届けたい。AskAtの思いはそれに尽きます。私たちは志を共有していただける方々と手を携え、画期的な新薬を世に送り出すためには努力を惜しみません。病に苦しむ人々やその家族が幸せな笑顔を取り戻す日のために一丸となって邁進いたします。