犬の慢性骨関節炎に伴う疼痛・炎症治療薬として エランコジャパン株式会社（本社：東京都港区 代表取締役社長：フィリップ・フッゲンベルガー、以下「エランコ社」）より販売されていますガリプラント錠®の当社が特許権を保有する基本特許ついて、当社は特許権の存続期間延長を日本の特許庁に申請していましたが、2021年5月18日付で存続期間延長の許可を受けましたのでお知らせいたします。これに伴い、国内ではガリプラント錠®の独占販売期間が 2031年3月1日まで延長されることになりました。

ガリプラント錠®について
ガリプラント錠®（EP4 受容体拮抗薬 grapiprant）は、当社がラクオリア創薬株式会社（本社：愛知県名古屋市 代表取締役社長 武内博文）に導出し、Elanco Animal Health Inc. （本社：米国インディアナ州）が開発した動物薬であり、国内では犬の慢性骨関節炎に伴う疼痛・炎症治療薬としてエランコ社が販売しています。

医薬品の特許権の存続期間の延長について
主要国における特許権の存続期間は出願後20年で終了しますが、医薬品特許の場合承認までの審査に相当な時間を要するため、5年を限度として存続期間を延長することができます。今回国内のガリプラント錠®の特許権存続期間の延長は5年が認められました。