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EP4拮抗剤のがん免疫治療における作用メカニズムに関する総説論文が学術雑誌に掲載されました

2020/03/11

当社の主要な開発プログラムでありますEP4拮抗薬のがん免疫治療における腫瘍免疫学的な作用メカニズムについて、当社社員が最新の科学論文報告を総括して執筆した総説論文がFrontiers in Immunology誌に掲載されました。
この総説論文は、当社が発表した研究論文を含めた、EP4拮抗薬のがん免疫治療に関する知見を統合して 、腫瘍免疫学を背景としたEP4拮抗薬の抗腫瘍メカニズムを包括的に提唱しています。これまで、EP4拮抗薬のがん免疫学的作用メカニズムについては 、特定の免疫細胞での報告は複数ありましたが、この総説論文ではそれらを整理統合し、がん免疫サイクルの概念を背景としたEP拮抗薬の作用メカニズムを提示しています。本総説が、がん免疫治療におけるEP4拮抗薬の位置付けと、免疫チェックポイント阻害剤や化学療法剤、がん放射線治療との併用による治療の科学的な背景の理解の一助となることを期待しています。現在、当社のEP4拮抗薬AAT-007及びAAT-008は 、米国及び中国において大腸がん、非小細胞肺がんなどの治療をターゲットとして開発が進んでいます。

https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fimmu.2020.00324/full

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