株式会社AskAt(本社:名古屋市、社長:古田晃浩、以下当社)と Oxford Cannabinoid Technologies社(本社:英国 ロンドン、社長:Neil Mahapatra)は、当社 の CB2受容体作動薬 AAT-730についてライセンス 契約及び業務提携契約に関する協議を行ってきましたが、この度、契約締結に至りましたのでお知らせいたします。
CB2受容体作動薬 AAT-730について
カンナビノイド受容体の一つであるCB2受容体は、近年、基礎研究において目覚ましい進展があり、神経因性疼痛、がん性疼痛、アルツハイマー病 、パーキンソン 病、糖尿病などに関与していることが解明されつつあり、これら疾患の治療薬ターゲットとして注目されています。カンナビノイド受容体にはCB1とCB2の2つが知られており、それぞれ異なった臓器や組織において特徴的かつ強力な薬理作用を持ちます。これまでに数多くのCB2受容体作動薬が多くの製薬会社で 創製されてきましたが、CB1受容体を介する中枢性の副作用を分離し、忍容性を担保する特性をもった医薬品の開発には未だ至っていません。
当社は、非常に優れた選択性を有し、CB2に基づく強い薬理作用を持つ薬剤としてAAT-730を開発候補化合物として研究を進めております。
Oxford Cannabinoid Technologies社について
Oxford Cannabinoid Technologies社は、カンナビノイド関連医薬品に特化した研究開発を主体とするバイオファーマであり、痛み、がん、炎症性疾患、神経疾患などの治療薬を目指した創薬事業を行う会社です。
詳細は 同社のホームページ をご参照ください。